旭川散歩

北海道旭川市を中心としたグルメや観光、名産品などについて発信します♪

『もっと!北海道民のオキテ』を北海道民が書評した

道民として所感を述べ、書評させていただきました。

 

書籍内容

夫:さとうまさ(福島県民)

妻:さとうもえ(北海道民)

の夫婦生活を、たいらおりさんが描いた漫画主体の書籍です。主にまささんがもえさん(と親類)の道民カルチャーに驚く、というのがコンセプト。まささんが奥様に敷かれているように描かれてるけど、仲良し夫婦なんだろうな~という印象を受けました(笑)

以下、書籍を一通り読んでの部分部分となりますが所感を述べます。漫画はとてもほっこりして可愛らしいものですが、こればかりはお伝えできないので実物を買って見てくださいね。

道民が見た『もっと!北海道民のオキテ』

打たさんない!

もえさんがパソコンで樽真布(たるまっぷ)と打ち込めないのを「打たさらない」と表現したものです。これは北海道独特の言い回しだそうな。

確かに、日常的に使っていますね。解りやすい例だと、壁にもたれかかった際に室内照明スイッチを押してしまったとします。するとこれは「押ささった」となるのですねぇ。自分の意志ではなく、間に何か介在して責任の所在をぼやかすような言い回しです。

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ゴミステーション・スズランテープ

ゴミステーション=ゴミ集積場

スズランテープ=ビニールテープ

これは驚きましたね。北海道以外では「ゴミ集積場」などと言うのですか?ゴミステーションが当たり前の道民です。スズランテープについても、改めて言われてみれば何が「スズラン」なんだかわかりません(笑)でもスズランテープはスズランテープなんだよなぁ。

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ジンギスカンは「ラム」が良い

我が家はマトンだかラムだか解らないうちに「美味い美味い」と食べてました。恐らく、今、親に聞いても「どっちでもいいだろ~」と返されそうです。ラムにこだわる家はこだわってるのでしょうね。

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マイいくら常備

これはさすがにありません(笑)書籍の端にもちゃんと「これは少数派です」って書いてくれてます。この本、こういうところも親切で好きです(´∀`*)

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かじかのこっこ

これは我が家では食したことがありません。そもそも食文化自体が各家庭で違うから、北海道でくくるには大きすぎるのですよね。

北海道は沿岸部(日本海・太平洋)の都市もあれば、内陸と都市もあります。食文化も一様ではないので、色々なグルメを楽しめるのが魅力なのですよ!

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親子丼は鮭&いくら

我が家では普通に鶏肉と卵でした。これも前出の理由と同じでしょう、各々の家庭次第。沿岸部の都市は海産物が豊富だから、このような食文化が多いかもしれません。

鮭が食卓にやたらと並ぶ、というのは本当です!

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道民は猫舌

統計ってあるのでしょうか?

個人的な体感では、それこそ個人差で、とことん苦手な人から「火傷しないのか」っていくらい平気な人まで存在している感覚です。

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ポン菓子=どん

ポン菓子という言葉を初めて聞きました!道民にとって「どん」は「どん」。ちなみに食べごたえが無いので私は避けてきましたよ。

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回転ずしが美味い

道民以外が北海道の回転ずしを食べると「美味い!」となるそうですが、道民は当たり前のようにパクパク食べます。

漫画で紹介されているのは「トリトン」という回転寿司ですが、これは地元では最高峰の回転ずし屋。1時間~2時間待ちは当たり前の場所です。なのでトリトンほどではない、それでいて美味しく混まない店をチョイスするのが一般的なのですよ。

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カニを買わない

確かに買った記憶がないのに、しょっちゅう食べてましたね。おそらく沿岸部在住の親戚が送ってきたのだと思います。それにしても贅沢な話ですよね。

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ラーメンにこだわりがない

どこも大抵は美味しいから、こだわらないのかもしれません。確かに「ここじゃなきゃ嫌」ってのは無かったですね~。

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北海道のたけのこは小さい、など

「ネマガリダケ」という種で、ヤングコーンのような細長いものが一般的です。本州のどでかいタケノコは見たことがありません。

「つぶ」の話題にも触れています。つぶといえば、どんな大きさの巻貝でも道民は「つぶ」と呼ぶことが多いですね。(サザエでも)

「チカ」の話も出ています。ワカサギをジャンボにしたような魚で、道内では普通に流通しており、それのてんぷらは最高に美味いのです。「今日はチカ天だよ」と言われればテンションが上がるほど(´∀`*)

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道民は熟成好き

これも好きずきではないかなと。道民はしけったお菓子や、賞味期限をオーバーしたものを好んで食べるというわけではないと思います。まぁチャレンジ精神は旺盛かもしれませんね(笑)

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ジャージにこだわる

これはありましたね~!ナイキがエース級で、FILAがお金持ちのイメージです。上級メーカー品を着用することは小学生にとってのステータスでありました。不思議です。

「パチもん」はそれはそれで人気が出ていた記憶があります。アディマウスとかクーマとか。

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季節に敏感

漫画では気温に適した格好じゃない奥様を見て旦那様が仰天されています。確かに道民は寒さに対しては非常に強い耐性を持っています。ただし、暑さには滅法弱い...バランスですねぇ。

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アクセントが難しい

  • ひかわ

津軽弁や新潟弁、秋田弁がベース(中高型アクセント多し)→北海道の地名もそのようになったのではないかという研究結果*1が示されています。

これは道民でも知名度の低い情報ですよ。目から鱗です(*´▽`*)

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ボブスレー=コメの袋で雪山から滑り降りる

遊びました。兄弟でしょっちゅう、築山から滑り降りてましたよ。思いのほかスピードが出るのでスリル満点だった記憶があり、青あざなんて当たり前でしたねぇ。

最近の若者は経験してないかもしれません。

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冬の冷蔵庫

ガレージに置いておくと冷蔵庫知らずですが、夜は「冷蔵庫」に入れないと凍るという、北海道の極寒を表したエピソードが綴られています。

正月など、食材を多く買い込むときは物置に置いた記憶があります。しかし、大抵は回収が遅れてカチンカチンに凍っているのです(;´Д`)

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雪が降ると「暖かくなる」

と、考える道民は多いかもしれません。逆に天気がいいと「これはシバレてるな!(めちゃ寒いの意)」と判断します。放射冷却現象により、天気がいい朝はカチカチに冷えるのですねぇ。だから降雪=日が差さない=暖かいという思考になるのでしょう。

※日本海側は上空の寒気の影響で雪が降っても寒く、太平洋側は南からの空気を引き寄せるので暖かく感じるらしいです。

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除雪の呼称

  • 雪はね
  • 雪かき
  • 雪投げ

漫画では奥様が「使い分けがわからん」と申していますが、私もわかりません。道民というのはかなり適当です。

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留萌の夕日は日本一

海岸沿いから見るサンセットは圧巻ですよ。あれを好きな時に見に行けるというのは、正直幸運だと思っています。北海道に来たら、留萌の夕日を是非とも見てほしい!感動しますよ。あとは海産物がめっちゃ美味しいです。タコの刺身なんかわさび醤油で食べようものなら、他所で食べれなくなってしまう。

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お供え物をその場で食べる

・・・食べないの!?

っていうくらい普通に食べ始めます(笑)

お墓を綺麗にする→お供えする→拝む→食う!

「道民は合理的だ」という考察をしていらっしゃいます。

確かにそうかも(;^ω^)

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電車が鹿(熊)と衝突する

鹿はしょっちゅう、熊は珍しいそうです。

というのも、個人的には遭遇したことがないのですよね。これも路線により違うのでしょう。それにしても、電車と衝突して普通に逃げていく熊の動画を見たが、化け物だなと感じました。あんなのに襲われたら、ひとたまりもないわけです。

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稚内がロシア成分満載

道路標識(ロシア語)、土産物屋(マトリョーシカなど)、外食(ロシア料理屋)など、あらゆるところにロシア文化が息づいています。以前はロシア戦で貿易をする人たちがたくさんやって来ていたらしいですね(現在は減っているとのこと)。

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ガソリンスタンドなど一切なしで120kmの道のりがある

あるんだな、これが。

給油してないとJAFのお世話になるので注意が必要です。北海道の広さは半端じゃないのですよー!

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総評

道民が見ても「わかるわー」となるような内容が多いです。漫画を中心に構成されていますが、詰め込まれている情報量が半端じゃない!しっかり調べて根拠を示すところは示しており、大変ためになる部分も多々ありました。

文字のみでお伝えしたところですが、この書籍の魅力は漫画と合わさることで光ります。なので、是非とも実物を購入して見てくださいね。

 

以上!

 

*1:北大で方言の研究をしているトーマス・ダリンさん曰く